子供の教育費をどのように準備したらいい?

子供が生まれる際には、多くのご家庭が養育費を準備しようとお考えになります。

これは親となる覚悟を持つ、大変素晴らしいことです。

しかし、子供が生まれてすぐに準備したほうがいい方もいれば、慌てて準備をする必要はない方や、

すぐに準備がしにくい方もいらっしゃいます。

 

例えば、共働きの場合には、パートナーが育休や産休に入ると一時的に家計収入が下がり、

このタイミングでの貯蓄が困難なケースがあります。仕事復帰以降や保育園の保育料が下がる3歳以降から

養育費の準備を始めるというプランも考えられるのです。

一般的に成人までの養育費は一人当たり1,5002,000万円といわれています。

 

そして、養育費の貯め方は、銀行預金や学資保険などの積立型保険、積立NISAなど多様な手段があります。

よく「子供が生まれたらすぐに学資保険をスタートすべきだろうか」というご相談をいただきますが、

学資保険は、主に大学進学費用のための積立なので、

継続的な積立が可能かどうかを確認してからスタートされるのがより安全です。

 

年齢、環境、今後の状況によって、養育費準備の手法は異なるため、

まずはFPとともに、現状と未来で必要なお金について把握する「ライフプラン」のシミュレーションをしてみましょう。